伝統魚料理や薬膳スープが楽しめる香港料理「百合居」が昨年12 月、世紀大道に2号店をオープンした。
イチオシは香港地区出身オーナーのお気に入りだという「福禄老虎斑」(398元)。毎朝海鮮市場で仕入れてくる、大きすぎず、小さすぎない1匹650gほどのハタを野菜と一緒に石鍋で蒸したもの。魚肉はぷりぷりの食感で、オーナーいわく「香港を思い出させる味と風味」の一品なのだとか。
薬膳スープ「滋補燉響螺」(299元)は一日4食の限定料理だ。米国産の高級巻き貝とナツメ、クコ、サナギタケ、鶏肉などを2 時間かけて仕込んだあと、6時間半ほど煮込み完成させる。毎日売り切れ必至なので、注文したい
場合は予約してから行こう。「話梅西紅柿」(32 元)は砂糖水に一晩漬け、皮をむきさらに4 時間水につけた一品。見た目にも鮮やかで、甘酸っぱさが女性に人気だ。
店内にはテーブル、椅子、壁紙など白をベースにした清潔感溢れる空間が広がり、バカラのランタン、スワロフスキーのランプが豪華な空間を演出。「爽滑鮮蝦腸」(33元)や「煎醸四季豆」(47元)などリーズナブルなメニューも多数用意しているので、VIP気分を味わいに出かけてみては?
オーナーの大好物だという「福禄老虎斑」
薬膳スープ「滋補燉響螺」を飲んで冬の終わりまで乗りきりたい
トマトの赤色が鮮やかな「話梅西紅柿」
[百合居]
住所:浦東新区世紀大道1217 号世紀百聯5 階
電話:021-6882-1088
営業時間:平日11:00 ~ 14:00(土日~ 15:00)、17:00 ~ 21:30
席数:230席